コーヒー識者「コンビニコーヒーは1杯1200円の高級ホテルのコーヒーより美味い」
川島良彰著『コンビニコーヒーは、なぜ高級ホテルより美味いのか』が売れているそうだ。読んで納得した。
コンビニコーヒーの原価は1杯12~13円で、売価100円でも利益が出る。
各社ともしのぎを削って味を研究し、豆の大きさから抽出方法まで独自の工夫を凝らす。
’15年度の売り上げ予想は、上位3社だけで15億杯以上。よく売れるほど、店置きの豆の鮮度が良くなり美味くなる好循環という。
商品開発に余念がないコンビニに比べ、高級ホテルの多くは大手コーヒー会社に抽出器具を無償提供させ、豆の納入の一切を任せているらしい。結果、コーヒーにこだわる意識が低くなり、抽出器が埃だらけという事態も散見されるとか。
しかも原価は10~15円というから目が点だ。
食事やサービスに当てる労力をコーヒーにほんの少し割けば、味は驚くほど改善するそう。業界の方には一考するよう、伏してお願いしたい。
Source: おいしいお
コーヒー識者「コンビニコーヒーは1杯1200円の高級ホテルのコーヒーより美味い」