「焼肉ユッケ集団食中毒事件」、終結する
5人が死亡した「焼肉酒家えびす」の集団食中毒事件で、捜査に終止符です。富山地検は6日、運営会社の元社長ら2人を再び不起訴処分としました。
この事件は2011年4月金沢市に本社を置く焼肉酒家えびすでユッケを食べた5人が死亡。200人以上が食中毒の症状を訴えたものです。
警察は2016年に運営会社の元社長ら2人を業務上過失致死傷の疑いで書類送検しましたが、不起訴処分に。これを不服とする遺族が検察審査会に申し立てていました。
しかし、富山地検は6日「食中毒の発生を予見できず、国の基準を守っていても防げなかった」として再び2人を不起訴としました。
https://www.fnn.jp/articles/-/92493
ユッケ集団食中毒事件
2011年4月21日以降、「焼肉酒家えびす」の富山・福井・神奈川の店でユッケなどを食べた客117人(5月15日時点)が腸管出血性大腸菌O-111による食中毒になり、5人が死亡、24人が重症となった。食中毒を発症した者は4月21日以降となっており、テレビ番組『人生が変わる1分間の深イイ話』で絶賛されていた反響から、初めて来店した客も含まれていたと思われる。
https://ja.wikipedia.org/wiki/フーズ・フォーラス
Source: おいしいお
「焼肉ユッケ集団食中毒事件」、終結する