医師不足のため大学院生などのいわゆる「無給医」もコロナ治療最前線に
新型コロナウイルスの感染が拡大する中、患者の治療にあたる大学病院で、医師不足のため、大学院生などのいわゆる「無給医」も、その前線に立たされ始めていることがNHKの取材でわかりました。労働者としての権利が認められにくいことから、現場からは不安の声も上がっています。
「無給医」とは大学病院の若手医師のうち、実習や研究などの名目で診療にあたっていて、受け取るべき給与の全額または大半が支払われていない大学院生などのことで、労災が認められるケースも少ないとされています。
新型コロナウイルスの感染が拡大する中、患者の治療にあたる大学病院で、医師不足のためこうした「無給医」もその前線に立たされ始めていることが関係者への取材でわかりました。
NHKの取材に応じた「無給医」によりますと、所属する首都圏の大学病院では今月から、新たに100人以上の医師が交代で新型コロナウイルスの患者の治療にあたることが決まり、医師のリストが配付されましたがこのうちおよそ3分の1が「無給医」だったということです。
この大学病院では「無給医」の待遇改善を求める国の指摘を受けて去年から給与が一部支払われるようになりましたが、雇用契約はないままだといいます。
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20200416/k10012389611000.html
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Source: お料理速報
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