千曲川の決壊でホクトの工場が水没 エリンギ 450トンを廃棄 全国シェアの約半分
台風19号の影響で千曲川(ちくまがわ)の堤防が決壊するなどして浸水被害を受けた長野市北部。
キノコ生産最大手のホクト(長野市南堀)の生産施設も水につかり、約450トンのエリンギが廃棄処分されることになった。キノコが欠かせない鍋シーズンを前に、復旧のめどがたたない状況だという。
堤防の決壊場所から北へ約1・5キロに位置する「赤沼きのこセンター」(同市赤沼)。100人近い従業員が24日、泥で汚れた大量のエリンギ入りの容器を施設内から運び出し、中身を取り出していた。積み上がった数十個のかごの中のエリンギは泥まみれ。発酵したような鼻につくにおいが漂っていた。
ホクトのエリンギは、全国シェアの約半分を占める。赤沼きのこセンターは、その6分の1にあたる年間約3千トンを出荷。全国に10カ所ある同社のエリンギの生産施設の中でも最大級だ。しかし、今回の台風で1階部分が水につかった。生育中だった140トンが泥まみれになり、まだ芽がでていない培養中のものも含めて、約450トンが被害にあった。
https://news.livedoor.com/article/detail/17278878/
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Source: お料理速報
千曲川の決壊でホクトの工場が水没 エリンギ 450トンを廃棄 全国シェアの約半分