【クソ素人が来た】大炎上のラーメン店 「屋号が剥奪になりました」 店主はペンキで看板の屋号を塗りつぶしながら猛省
軽率にしたSNSの投稿はあまりに大きな代償となった。不幸中の幸いではないが、「クソ素人」呼ばわりした利用客とはその後、連絡がつき和解できたという。
「店主の不適切発言でご迷惑をかけたお客様のSNSはDMが開放されてなくて連絡がとれなかったのですが、報道を見て本部の方に連絡をしてくださいました。
それで謝罪をさせていただいたのですが、お客様の方から逆に『屋号を外させ、除名というのは重すぎる』というお言葉をいただきました。
最後は『自分もあんな書き込みしなければよかった』とまでおっしゃってくださいました。それでも今回のことはグループ全体として重く受け止め、当グループの全店主に接客態度をはじめ研修・指導を徹底いたします」(夢を語れグループ本部)
記者が取材に訪れたこの日、店主はお店の看板である「夢を語れ」と白いペンキででかでかと書かれた屋号を赤いペンキで塗りつぶしている最中だった。冒頭の店主への取材に話を戻す。
騒動を受けて改心した?
――屋号が剥奪されてしまいましたね?
店主(以下、同) 名前を語るなということで屋号が剥奪になりました。みなさんにご迷惑かけたんで……。
――お店は辞められるのですか?
いえ、前の屋号を出したらダメですが、お店は営業します。とにかく屋号を出せないので、隠さないといけないということでこうして塗っているんです。
――新しい屋号はもう決めたのですか?
まだ決まってません
――今改めて一連の騒動をどう思ってますか?
ネットでここまでのことになるとは思ってもみませんでした。ただ、みなさんにご迷惑をおかけしたんで……もう作業もありますし、お話もできないんで…。
そう話すと店主はまた黙々とペンキを塗り始めた。作業を終えると屋号のあった部分をしばらく眺めてお店の中へ戻っていった。今回の騒動を一番重く受け止めているのは店主自身に他ならないだろう。
騒動以降にお店に行ったという近隣住民が語る。
「騒動以降、いろいろ変化がありましたね。屋号が塗りつぶされただけではなく以前は店のドアに貼ってあった『来店を歓迎しない人』という貼り紙も剥がされていました」
かつてはあった“来店を歓迎しない人”の貼り紙には『Googleに1つ星の評価をしがちな人』『テロリスト』『あらかじめ入店をお断りしていますが、入店したとしてもあとから店主が自身のツイッターでディスってくタイプです』などと書かれていたという。
近隣住民が続ける。
「以前は券売機に1万円や5000円が入れられないので両替を頼むと『近くにコンビニがあるんだからコンビニに行けよ』なんて言うくらい接客態度が悪かったのですが、あの騒動後に食べに行ったら心を入れ替えたみたいに接客態度がすごくよくなっていました。本人なりに反省したのだと思います。店から出る時も『ありがとうございました。またよろしくお願いします』と珍しく声をかけてきました」
現在はまだ屋号は掲げられていないが、今度は誰からも愛されるラーメン店となってほしいものだ。
取材・文/集英社オンライン編集部ニュース班 記事の一部抜粋
https://news.yahoo.co.jp/articles/f68057b88fad5c1164616f728dd788fe335567e6?page=2
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Source: メシニュース
【クソ素人が来た】大炎上のラーメン店 「屋号が剥奪になりました」 店主はペンキで看板の屋号を塗りつぶしながら猛省