カップ麺マニアが選ぶ2022年の【ワースト5】カップラーメン発表
ワーストランキング第5位のカップ麺は、まるか食品の「ペヤング 豚骨ヌードル」(2022年8月22日発売品)で、常識を超える非人道的な “しょっぱさ” が敗因。麺は「ブタメン」よろしく駄菓子的な仕上がりで、軽めの食感が「ペヤングヌードル」のスナック的なイメージに上手くハマっていたのですが、駄菓子のように軽い気持ちで食べられないと感じた理由がスープにあって‥‥
「ペヤング 豚骨ヌードル」の内容量は92g(めん76g)だったので、たとえば日清食品の「カップヌードル」78g(めん65g)よりも若干ながら多いのですが、驚くべきは1食あたりの食塩相当量が9.4gに到達していたこと。ちなみに「ペヤング ソースやきそば」120g(めん90g)の食塩相当量は3.6gなので、それよりも少ない内容量なのに、食塩相当量は2.6倍以上と例えれば伝わりやすいでしょうか。
必ずしも食塩相当量の高さが塩気の強さに直結するわけではないけれど、おおむね比例しているのも事実であり、ペヤングにおける「豚骨ヌードル」の場合は鋭い塩気が舌を刺してくるようなタイプだったので、かなりアグレッシブでした。しかし、ふと鼻に抜ける骨っぽさや具材の構成(味付け高菜・キクラゲ、ネギ)は悪くなかったので、食塩の使用量さえ間違っていなければ高く評価していたと思います。
やるやん
続きましてワーストランキング第4位のカップ麺は、エースコックの「ワンタンメンの満月 魚介だし醤油味」(2022年10月24日発売品)で、同社のニュースリリースには “山形で愛される老舗「ワンタンメンの満月」の人気メニュー「ワンタンメン」を完全再現” などと強気な文面が記載されていたのですが、なんのこれしきフタを開けてみたらスープとワンタンのクオリティが低過ぎて落胆することに。
麺は油で揚げずに乾燥させたノンフライ麺で、店舗の自家製麺(シルク麺)と異なるベクトルを歩んではいたものの、ひとつのノンフライ麺としてのクオリティは低くありませんでした。しかし、スープを口に含んだ途端‥‥いや、スープを口に含む前から感じていたのが魚に由来する “生臭い” 香りで、言葉を選ばずに例えると、何年も前に風化した魚粉を放り込みました的な(※イメージです)。
でも、実際そんな生臭さと風化したような魚介感が常に付き纏い、なおかつメイン具材のワンタンも店舗の “まるで雲を呑むような” と形容される質感とは似ても似つかない仕上がりで、皮の繋ぎ目や端っこが適切に戻らなくてバキッとしてるし、中の餡もスナック的で情緒がないし、これが老舗の味を完全再現した結果なのかと。ワンタンについては他の商品にもいえることなので、早急に改善してください。
これあかんのか
美味そうと思ってたけど
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Source: メシニュース
カップ麺マニアが選ぶ2022年の【ワースト5】カップラーメン発表