ピーマン、全滅
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農業県の宮崎としても大きな打撃を受けた。「早めに植えたピーマンは全滅じゃろう。水に弱いからなあ」。西都市のピーマン農家、弓削春男さん(78)は19日、水につかったハウスを見て言った。一ツ瀬川と三財川にはさまれた農地に17棟のハウスを持っているが、どれもひざ上まで浸水の跡があった。
資材が高騰するなか、補強材を使って暴風対策をしていたが、水は予想外だった。「育てていた約3千本の苗もだめじゃろう。何とか種を入手してまた育てたいが……」
秋の観光シーズンを迎えた高千穂峡は、増水で滝見台から上流700~800メートルの遊歩道の手すりが流された。高千穂町の谷川祐一・企画観光課長補佐によると、旧高千穂鉄道が被害を受け廃止に追い込まれた2005年の台風14号の時と同じぐらい川の水かさが増したという。
遊歩道はいったん通行止めにせざるを得ず、谷川さんは「できる限り滝見台周辺から回復させたい」と言う。
都城市では国の登録有形文化財「都城島津家住宅御門」が倒壊。歴史ある「都城島津邸」では本宅の壁も以前、崩れたことがあり、市教委文化財課によると、「ショックだが、今回もどうにかして復旧を考えないといけない」と話していた。
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Source: おいしいお
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