【なぜ】一般客がほとんどなのに、「スーパー」ではなく「業務スーパー」と名乗り続ける理由
最近、テレビ番組で「業務用スーパー」がよく取り上げられます。そのネーミングから、大容量である業務用サイズの食品がメインで、飲食店関係の客を対象にしたスーパーだと思われがちですが、
通常サイズの商品や肉、野菜などの生鮮食品も陳列され、むしろ一般客の方が多いように思います。そのため、「業務用スーパー」と名乗りつつも、低価格での販売を“売り”にするスーパーとの違いが、あまりないように思えてなりません。
来店するのは一般客がほとんどなのに、なぜ、「業務用スーパー」と名乗るのでしょうか。経営コンサルタントの大庭真一郎さんに聞きました。
中略
Q.来店するのは一般客がほとんどなのに、なぜ、「業務用スーパー」と名乗るのでしょうか。通常の「スーパー」では、不都合があるのでしょうか。
大庭さん「業務用スーパーには、『通常のスーパーよりも安く商品が売られている』『商品1個あたりの分量が多い』というように、お得感が得られるイメージが定着しています。つまり、これらのお得感を重要視する消費者にとっては、大きなブランド力となるため、一般客相手の商売であっても通常の『スーパー』ではなく、あえて『業務用スーパー』と名乗っているのです」
Source: おいしいお
【なぜ】一般客がほとんどなのに、「スーパー」ではなく「業務スーパー」と名乗り続ける理由