博多ラーメンが臭い理由、スープに豚の口の中の枯草菌が増殖しまくってたせいだった
ポーランドでラーメン店を営む知人が博多ラーメンのスープを検査したと知った甲斐さん。自身でも検査しようと、食品微生物センター(神奈川県小田原市)にスープを送り検査したところ、食中毒の原因になる大腸菌は陰性で、好気性芽胞形成菌の検出報告を11月23日、受けた。
好気性芽胞形成菌にはさまざまな菌が含まれるため、さらに特定するために食環境衛生研究所(群馬県前橋市)に培養検査を依頼。「Bacillus subtilis/amyloliquefaciens」の検出報告を受け、土壌や植物に存在する納豆菌なども含まれる枯草菌であることが昨年12月22日、分かった。
甲斐さんは「沸騰させ続けては駄目で、冷ましたり加熱したりを繰り返さないとあの匂いは出ない。熱に耐えられる好気性芽胞形成菌の枯草菌が検出されたことで、博多ラーメンのスープの謎を解明する一歩となった。豚の頭を使っているので、口の中に餌に含まれる枯草菌が残っていたと考えられる。今後は温度や加熱時間との関係も追求していければ」と意気込む。
渡辺さんも別に博多ラーメンの検証を進めており、今後も2人で博多ラーメンのスープを研究していくという。
https://news.yahoo.co.jp/articles/8a2fc03fd4d9fbd99c6184513826acc429281f1d
Source: メシニュース
博多ラーメンが臭い理由、スープに豚の口の中の枯草菌が増殖しまくってたせいだった