【朗報】二郎系ラーメンが一般人に人気！「女子さん『実は食べてみたかった』」「宅配なら挑戦できる」

全国の有名ラーメン店の味をそのまま楽しめる国内最大級のラーメン通販サイト「宅麺.com」が14日、サイト内の人気商品を表彰する「お取り寄せラーメン オブ・ザ・イヤー2021」の授賞式を東京都港区で開いた。
宅麺.comが取り扱うのは、総合大賞に選ばれた「雷　北松戸本店」の「雷そば」など、行列ができるほどの人気店のラーメンばかり。新型コロナウイルス禍の中での巣ごもり需要を取り込み、サイト全体の年間総販売数はコロナ前の4倍近くに迫る勢いだ。
また、食べ応えの確かさで男性客に人気の「二郎系」と呼ばれるラーメンが、「実は食べてみたかった」という女性客から意外な人気を獲得するなど、宅配ラーメンならではの需要の広がりも見せている。

女性の「食べてみたかった」ニーズが顕在化

こうした宅配ラーメンが市場を広げる中で、想定外の女性客のニーズも浮かび上がっている。注文内容を分析したところ、女性客の間で二郎系と呼ばれるボリューミーな野菜と脂多めの濃厚なスープが特徴のラーメンが支持を集めていることが分かったのだ。
20年時点での二郎系の販売数は、比較的あっさり系の醤油味をやや上回る程度で拮抗していたが、21年には二郎系が2位の醤油味に1万食近い差をつけて引き離す格好となった。

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急激な伸びの要因について野間口さんは、「昨年総合大賞を獲得した『俺の生きる道 白山店』の『夢のラーメン（味付脂付き）』のメディア露出が大きく影響したのではないか。二郎系を食べたいが実店舗には行きづらい、という女性のニーズは一定数存在すると推測する」との見方を示す。

実際、宅麺.comを利用した女性客のレビューには「店舗に行く勇気が無かったため宅麺で注文した。『ワシワシ（麺）』とか用語を見ても想像できないまま注文したので不安だったが、美味しくて二郎系にはまりました」といった声も。
さらに「一度食べてみたかった。店じゃ絶対食べきれないと思うから行かないけど、家なら気兼ねなくシェアできる」と、家族や友達と分け合って食べることを前提に購入する人が増えている様子も窺える。

こうした女性の利用客からの人気に、「男性向けと思われがちな二郎系ラーメンの裾野の広がりを感じている」という同社広報担当の高場理人さん。
「お店に行きづらいという女性でも、二郎系のファーストステップとして宅麺.comをご利用いただき、新しい味との出会いを楽しんでいただきたい」と話している。

https://www.sankeibiz.jp/article/20211215-BWISN3RYV5EXPI5HJ77CJRR72M/