医者「朝は牛乳飲みなさい」
研究グループは、牛乳の乳清タンパク質を摂取すると、炭水化物を含むシリアルを食べても、朝食後だけでなく、昼食後も血糖値の上昇も抑えられる傾向があることを確かめた。乳清タンパク質を摂取すると、昼食前の血糖値にも影響が出ることが分かった。こうした効果は、低タンパク質でない、普通の牛乳で得られるという。
ただし、牛乳には飽和脂肪酸も含まれる。飽和脂肪酸は、悪玉のLDLコレステロールや中性脂肪を増やし、動脈硬化の進行を促進する。また、牛乳には炭水化物も含まれる。
これについて、テキサス大学の研究グループが今年7月に、「牛乳やヨーグルトなどの乳製品は心疾患や脳卒中などの危険性を高めることはなく、逆に減らしています。これらの乳性品を摂取することで、脳卒中で死亡するリスクは42%低下します」という研究を発表した。
「牛乳やヨーグルトによってカルシウムやカリウムなどの栄養素も摂取でき、これらは炎症を抑える脂肪酸と同じような働きをし、骨粗鬆症の予防にも役立ちます」と、研究者は述べている。
Source: おいしいお
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