【煙草】「居場所失った」…愛煙家が国を提訴
東京地方裁判所に訴えを起こしたのは、東京 八王子市に住む喫煙者の60代の男性です。
去年4月に全面的に施行された改正健康増進法では、学校や病院、行政機関などは屋内を完全に禁煙にすることや規模が大きい店や新たに営業を始める店は喫煙室以外、禁煙にすることなどが盛り込まれ、受動喫煙対策が強化されました。
男性は「喫煙そのものは法律で認められているにもかかわらず、飲食店や公共的な場所から喫煙者を排除しようとするのは個人の権利を不当に奪うものだ。たばこを吸う人を差別的に取り扱う法律で、憲法に反する」と主張し、国に200万円の賠償を求めています。
会見で男性は「たばこを吸いながら店で食事をする楽しみを永久に奪われた。どこでもたばこを吸えるようにしてほしいとは言わないが、喫煙者だけを排除する法律はやりすきだと感じる。吸う人も吸わない人も共生できる社会にしてほしい」と話していました。
訴えについて厚生労働省は「詳細を把握していないのでコメントできない」としています。
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20210910/k10013252911000.html
Source: おいしいお
【煙草】「居場所失った」…愛煙家が国を提訴