日本人の5割以上の人が経験する「そうめん」の悩み
そんなそうめんだが、多くの人があることに困っていた。
■5割以上が「そうめんがくっついて困った」
しらべぇ編集部が全国10~60代の男女384名を対象に実施した調査では、全体の52.3%が「茹でたそうめんがくっついて困ったことがある」と回答。じつに5割以上が該当している。
記者も困っている人のひとり。「茹でてすぐ食べてしまえばいい」と言われればそれまでだが、ときにはゆっくり食べたり、余ったものをあとから食べたりしたい。
このように、放置してくっついてしまった…という人は多いはずだ。
■そうめんは「茹でない」が正解?
そうした中、【田舎そば川原】の「くっつかないそうめんの茹で方」のYouTube動画がネット上で大きな話題に。6月に投稿されたこの動画は、8月20日時点で370万回再生以上を記録しており、多くの人が実践しているかもしれないが、本当にくっつかないのか検証することにした。
お湯が沸騰したら、そうめんを入れる。
お湯が再沸騰した段階で火を止め、蓋をしてこのまま5分ほど放置。「え、茹でないの!?」と驚いてしまう。
そして時間が経ったらザルにあげ、氷水でそうめんのぬめりを取る。後述するが、優しく扱いながらもしっかりとぬめりを落とそう。
こうすることでそうめんはくっつかずにサラサラの状態を保ってくれるという。動画では2時間経ったそうめんの様子を公開していたため、記者も試しに2時間放置してみた。すると…
■2時間経っても茹でたてのまま!
通常ならあっという間に固まるそうめんが、このようにサラサラのままだった。す、すごい! たしかにこの方法だと時間が経ってもそうめんが楽しめるぞ。
…と言いたいのだが、じつはこの写真はテイク2で、一度目は「半分はさらさら、半分は固まる」という失敗をした。おそらく、氷水でしっかりとぬめりを取れていなかったことが関係しているのだろう。くれぐれも注意してほしい。
■普段からこの方法をおすすめしたい理由
一度は失敗してしまったが、記者は次の理由からこの方法をかなりおすすめしたい。まず、茹でなくていいためガス代が節約できること。お湯が溢れてコンロを汚さないこと。火を止めるためその間にめんつゆを用意するなど他のことができること。そして、ある程度多めに茹でてもあとで食べられること。
手軽さが魅力でもあるそうめんだけに、これらのメリットは非常に大きいはずだ。
(取材・文/しらべぇ編集部・二宮 新一)
【調査概要】 方法:インターネットリサーチ
調査期間:2021年7月16日~2021年7月20日
対象:全国10代~60代の男女384名 (有効回答数)
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Source: メシニュース
日本人の5割以上の人が経験する「そうめん」の悩み