ミスタードーナツ、50年目の苦境。お前ら最後にミスド食べたのいつだ?
コンビニに敗北?
J-CASTニュースは6月24日、「ミスタードーナツ閉店相次ぐ 4年間で国内200店減、ツイッターに『目撃情報』」の記事を配信した。
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記事では、2017年には全国で1160店舗が稼働していたが、21年3月には961店舗に減少したことを紹介。同社に取材を申し込み、以下のような回答があったとした。
◆少子高齢化や生活スタイルが多様化したにもかかわらず、従来通りの商品展開、店作りを踏襲してきたため、新しいニーズの対応に遅れてしまった。
◆駅ナカの店舗やテイクアウト専門の店舗、出前館によるデリバリー、ネットオーダーの展開など、より利用しやすい店舗展開に注力する。
◆海外では店舗数が伸びている。台湾、タイ、フィリピン、インドネシアなどで展開しており、2017年には4190店舗だったが、21年3月には7892店舗に増加している。
(中略)
「主食」と「スイーツ」の差
「70年代は、アメリカ文化を消費者が熱烈に支持していた時代です。マクドナルドとミスタードーナツの日本進出は、その象徴と言えます。それから半世紀が経つと、マクドナルドのハンバーガーは日本人にとって“主食”の1つとして認識されるようになりました。ところがミスドの場合は、あくまでも基本は“スイーツ”の専門店でしかありません」(同・千葉氏)
お腹が空いたら、消費者は“主食”を食べる。だが、スイーツは様々な理由から我慢することができる。これが最も大きな違いだという。
「健康ブームの影響で、ドーナツは身体に良くないというイメージが浸透してしまいました。おまけにコンビニスイーツという強力なライバルが出現しました。ミスタードーナツは、中華麺や炒飯、パスタといった商品を充実させていますが、やはり一般的にはドーナツの専門店だと思われています。消費者は『甘いものは太る』とミスドに行くことをためらっても、コンビニには行きますし、その際にスイーツをついで買いしてしまうのです」(同・千葉氏)
続きはソース
https://topics.smt.docomo.ne.jp/article/dailyshincho/business/dailyshincho-748398
Source: おいしいお
ミスタードーナツ、50年目の苦境。お前ら最後にミスド食べたのいつだ?