【唐揚げ戦国時代】唐揚げの専門店、爆増しまくる。都内361店、10年間で6倍
この10年間で6倍に拡大した。
◆きっかけは「消費税の増税」
同協会の八木宏一郎専務理事は「きっかけは2019年10月の消費税率の10%への引き上げ。
増税で外食控えが進む一方、軽減税率が適用されるテークアウト店が増えた」と分析。
そこに新型コロナウイルスの影響が重なり、冷めてもおいしく、家計にもやさしい唐揚げの人気が高まった。
「実店舗を持たないゴーストレストランや居酒屋に併設する店も増え、最近はスーパーの総菜コーナーも質が上がった。
まさに『唐揚げ戦国時代』です」と話す。
唐揚げ人気は、別のデータにも表れている。冷凍食品のニチレイフーズが20年8月に実施したインターネット調査(対象約1万4000人)で、29種類のおかずから好きなものを選んでもらったところ、72.4%が唐揚げを挙げた。
焼き肉(71.7%)やギョーザ(70.9%)を抑えて堂々の1位となった。
◆コロナ禍で外食の機会も減少
調査では、1カ月に1人当たり何個の唐揚げを食べているかを都道府県別に分析。東京都は、44.8個で全国8位。
最多は「中津から揚げ」が有名な大分県(56.5個)、最少は徳島県(23.5個)だった。
コロナ禍で外食の機会が減り、自炊や総菜として持ち帰る「中食」で唐揚げが食卓に並ぶ機会も増えた。
同社の推計では20年度の全国消費量は417億個で、前年度から1.6倍になったという。
Source: おいしいお
【唐揚げ戦国時代】唐揚げの専門店、爆増しまくる。都内361店、10年間で6倍