【えぇ…】吉野家、「いらっしゃいませ」廃止。社長「『いらっしゃいませ』だと客が返事できない。『こんにちは』に変えよう」
気づいた人は知っている「新しい声かけ」と、その狙いとは――。
「いらっしゃいませ。ご注文よろしいですか」。接客業の基本ともいえる言葉が、吉野家のマニュアルから消えたのは2019年9月。
ちょうど、カフェのように使える新型店「クッキング&コンフォート」の出店を本格的に始めた時期だ。コンセント付きのテーブル席や、セルフ式のコーヒーマシンを置いたのが特徴で、女性客の開拓を狙って開発。今年3月末時点で、全国に136店舗を展開している。
ただ、新型店は、店内のカウンターで注文と支払いをすませる事前会計制。出来上がった料理も客が自らテーブルに運ぶため、通常店より接客時間が短い。
少ない接客時間の中で、コミュニケーション量を増やすことが課題になっていた。
改訂したマニュアルで、「いらっしゃいませ」に変わって登場したのは、「おはようございます」や「こんにちは」といったあいさつだ。
改訂を発案した吉野家ホールディングスの河村泰貴社長は、「『いらっしゃいませ』はお客さんが返事のしようがないが、『こんにちは』だと返事をしやすい。
そこで会話が生まれることもある」と狙いを話す。
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https://www.asahi.com/articles/ASP4H4QRXP4HULFA005.html
Source: おいしいお
【えぇ…】吉野家、「いらっしゃいませ」廃止。社長「『いらっしゃいませ』だと客が返事できない。『こんにちは』に変えよう」