日本産フルーツ「スモウ・シトラス」、アメリカで人気になる
ジェリー・キャラハン氏が初めて「スモウ・シトラス」を試食したのは9年ほど前のこと。「これはすごいことになる」と直感した。
スーパーマーケットチェーンのアルバートソンズで農産品・生花担当副社長を務めるキャラハン氏は、
青果のトレンドを見極める立場にあり、さまざまな果物を食べたことがあった。しかしスモウ・シトラスは独特だったと同氏は言う。
一見、何の変哲もないように見えるこの果実。頭の出っ張りが力士のまげのように見えることから、スモウ・シトラスの名が付いた。
ネーブルオレンジやブンタンの交配種で、特別に甘いマンダリンのような味がする。出っ張りのおかげで簡単に皮をむくことができ、指がひどくベトベトになることもない。
キャラハン氏が初めて試食した直後から、人気は徐々に高まっていたが、流通量はそれほど多くなかった。
米国ではACブランドが2011年から販売を始めて徐々に生産量が増加。販売する店が増えるほど販売量も増え、キャラハン氏の予想が的中し始めた。
Source: おいしいお
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