「いきなり!ステーキ」、窮地 原因は会員システムをいきなり改定したためか
創業時は6割ほどの原価率を武器に珍しかったステーキの立ち食いがヒット。
店には行列ができた。しかし、店舗拡大の過程で値上げが繰り返され、いつしかお得感がなくなったという。
一瀬社長が株主総会で語ったように創業時に原点回帰し、昨年12月から1000円未満のお値打ち商品の投入、商品の絞り込みなどメニュー改定を実行。
さらに、デリバリーやテークアウトの実施、キッチンカーの運用なども行っている。
新規客の来店を促すため、いきなり!ステーキ躍進を担った会員システム「肉マイレージカード」システムも改定。
しかし、これはこれまで通っていた常連客にとって改悪ととれるものだったようだ。
食べたグラム数に応じてゴールド、プラチナ、ダイヤモンドの順にランクアップしていったが、来店回数に応じてランクアップする仕組みに変更。
さらに無料でステーキが食べられる誕生日特典しか利用しない客に負担を感じていたという一瀬社長。
誕生日特典を終了させるなど、会員システムの改定によって、常連が離れていったといわれている。
Source: おいしいお
「いきなり!ステーキ」、窮地 原因は会員システムをいきなり改定したためか