【朗報】コーヒーの勢力図を一気に変えた「クラフトボス・ショック」…ペットボトルコーヒーが大人気になる
コロナ禍で加速した「缶コーヒー離れ」
缶コーヒーの2020年1~8月累計の販売数量は、前年より10%以上減少した。これまでは毎日仕事中に飲まれることが多かったが、在宅勤務者が増えたことでその習慣が薄れてきたことが大きい。
大手メーカーの商品担当者は、「6月以降は、徐々に売り上げが戻ってきているが、もともと市場自体もダウントレンドだったので今年は非常に苦しい状況だ」と話す。
一方で、売り上げを落としていないのが500mlペットボトルを中心としたペットボトルコーヒーだ。容器入りコーヒー飲料は、2018年から液量ベースでペットボトルがSOT缶を抜き、2019年はさらにその差を広げ、今年はその流れが加速している。
コロナの影響で、コンビニエンスストアや自動販売機で売り上げを落としたものの、各社が新商品やリニューアル商品を投入し、マーケティング活動を強化したため、今年1~8月累計の販売数量は前年並みの実績を維持できている。
勢力図を一気に変えた「クラフトボス・ショック」
ペットボトルコーヒーの勢いは、容器別の構成比の実績にも表れている。
清涼飲料市場全体の容器構成比は、液量ベースでペットボトルが75.2%となり、缶容器の11.9%を大きく上回っている(2019年、全国清涼飲料連合会調べ)。
一方、コーヒー飲料は、缶容器が48.0%でペットボトルの43.9%を上回る。だが、10年前は缶容器が70.8%でペットボトルが16.5%と圧倒的な差があった(2010年、同)。コーヒー飲料でペットボトルが市場を牽引するトレンドは加速している。
https://news.yahoo.co.jp/articles/ea7f613564cecbab652193fb70aab7a81128ff6a
Source: おいしいお
【朗報】コーヒーの勢力図を一気に変えた「クラフトボス・ショック」…ペットボトルコーヒーが大人気になる