【悲報】八ツ橋さん、観光客が絶えたせいで会社存続の危機に……なんでお前ら八ツ橋食べないの?
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弊社の歴史は1805(文化2)年、初代津田佐兵衞が仕出屋で出した菓子から始まりました。誤解している方もたまにいるのですが、始まりは琴の形をした硬い八ッ橋のほうです。粒あんが入った生の八ッ橋が広がったのは昭和40年代。
ヒットさせたのは別のメーカーで、私たちはあの三角形の八ッ橋をつくるのには出遅れた側でした。
出遅れを取り戻すため、私は昭和51年にこの会社に戻り、血眼になって失地回復に努めました。
今では売上高は年約30億円。あん入り生八ッ橋「夕子」が半分以上を占めます。
もちろん、琴の形の八ッ橋「井筒八ッ橋」も創業から200年以上、愛され続けてきました。
時代に合った味と歯応えを追求し、お客様の好みを先取りしてベストな状態で提供する。
気づかれない範囲と速度で改良もする。「いつまでも変わらずおいしいね」。こう言ってもらえることを生きがいにやってきました。
老舗の弱点があらわに
ですが、昨今のコロナ禍で大打撃を受け、この老舗の経営も危機的状況に陥ったのはご想像の通りです。
観光客が消え修学旅行生が消え、一番ダメージを受けたのは5月。売り上げは前年同月比で8割減でした。
6月も7割減、7月も6割減、8月も5割減。悲劇的な状況でした。これまで利益も辛うじて出してきましたが、今回は6月期決算で1億円前後の赤字を出しました。この夏は本当に苦しかった。眠れない日々が続きました。
続きはソース
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO67000110U0A201C2000000
Source: おいしいお
【悲報】八ツ橋さん、観光客が絶えたせいで会社存続の危機に……なんでお前ら八ツ橋食べないの?