ココイチ創業者「ココイチのカレーはココイチでしか食べられないんだから安売りしない。売上落ちたなら掃除しろと言ってる」
カレーハウスCoCo壱番屋は値引きをしない。
創業者の宗次徳二氏は「業界ではココイチが値引きをしないで発展したのは七不思議の1つだと言われるが、私には安易に値引きをするほうが不思議だ」という――。
現在の飲食業界には安売りをすればもっとお客様を増やせるのではないかと考える人も多いようだ。
何より、そうしなければ競合店にお客様を奪われて生き残れないという不安が大きいのだろう。私にはそれが理解できない。
飲食業が提供する商品は買い回り品ではない。ココイチのカレーはココイチでしか食べられない。どこの店でもそこでしか食べられないものを提供しているのだ。
それなのになぜ安売りをするのか。業界ではココイチが値引きをしないで発展したのは七不思議の1つだと言われるが、私には安易に値引きをするほうが不思議である。
既存店の売上が前年比割れしたからといって、お値打ちセットメニューを出そう、価格を下げよう、らっきょうを無料提供しようといった検討は、
私は一度もしたことがない(ライバル対策ではなく、真にお客様に喜んでほしいとの思いからする場合は別だが)。
楽をして儲けたいタイプのオーナーが「なんとか値下げを考えてください」と言ってくると、
私は「掃除をしなさい。一生懸命掃除をしていれば、落ち込み分はカバーできる。
心を込めて自分で掃除をしなさい」と言っていた(とはいえ他力本願的なオーナーが掃除をするわけもないのだが……)。
お客様が一番望んでいるのは「満足」であると私は勝手に確信している。
居心地のいい空間づくりと心の込もったサービスがお客様の満足へと繋がる。安いから選ぶわけではないのだ。
続きはソース
https://news.yahoo.co.jp/articles/a2da026fcd1abede5d899f064c8ef9f78c5d9350
Source: おいしいお
ココイチ創業者「ココイチのカレーはココイチでしか食べられないんだから安売りしない。売上落ちたなら掃除しろと言ってる」