【悲報】ペヤングに「食べ物で遊ぶな」の声 アップルパイ風味を発売する構造的な問題とは
9月末に発売された「ペヤング アップルパイテイスト やきそば」が“まずい”と話題になっている。あの朝日新聞もが『再現度は素晴らしいが… ペヤングにまたも衝撃の新商品』(10月1日付朝日新聞デジタル)と取り上げているほどだ。しかしその一方、否定的な声も聞こえてくる。
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1975年に発売されたペヤングからは、2012年の「激辛」のヒットを機に、現在までに300種類以上の派生商品が登場してきた。今年だけ「牛タン塩」や“胸やけにご注意ください。”と謳う「豚脂MAX」、「黒ゴマMAX」や「超超超大盛GIGAMAX納豆キムチ」など、その数は10種類を超える。過去の変わりダネ商品でいえば、塩味ベースの「パクチーMAX」(16年)やイチゴかやくを用いた「チョコレート ギリ」(17年)、髪に良いとされる海藻類を使ったコラボ商品の「スカルプDやきそば」(18年)、2142キロカロリーの「超超超大盛GIGAMAX」(18年)、きらきら輝く「金粉やきそば」(19年)などが挙げられる。
製造販売元のまるか食品が取材に答えた記事『ギガマックス爆誕 なぜ「ペヤング」は攻め続けるのか』(日経クロストレンド18年8月1日配信)によると、変わりダネ商品を投入する狙いはずばり、話題作りにあるようだ。この記事では「ギガマックス」を例に〈ホームページにアップしたその日に、まとめサイトに記事にしてもらい、それがTwitterでリツイートされて、その週末には「サンデージャポン」「めざましどようび」などの番組に取材していただきました〉と説明している。
りんごスライスの「かやく」を使用しアップルパイの味を再現したという今回の商品も、ネットニュースのみならず、地上波の「とくダネ!」(フジテレビ系)で取り上げられるなど、大きな反響を呼んだ。SNSでは「まずい」「思ったよりまずくない」といった意見で盛り上がりを見せてもいる。
「ペヤングが行っているのは、『バズマーケティング』と呼ばれる手法ですね。ネットで話題になりそうな商品を投入し、口コミで拡散してもらうことで、広告費をかけずに宣伝するやりかたです。変わりダネ商品は定番化させませんから、まずくていい。物珍しさで一回買ってもらえればよく、『ペヤング』の名そのものが広まれば成功なわけです。新作が出るたびにYouTubeに『食べてみた』系の動画が出るのはもはや定番です」(ネットニュース記者)
続きはソース
https://www.dailyshincho.jp/article/2020/10060558/?all=1
Source: おいしいお
【悲報】ペヤングに「食べ物で遊ぶな」の声 アップルパイ風味を発売する構造的な問題とは