「給付金まだかよ!」「仕事遅すぎる」役所に電話連日5千件 直接怒鳴り込む人も
新型コロナウイルス感染拡大に伴う緊急経済対策として国民に一律10万円が配られる「特別定額給付金」で、札幌市への申請数はスタート3週間で96%に当たる約93万世帯に達した。
一方で支給完了は3割程度。市への電話問い合わせは連日5千件を超え、
コールセンターのスタッフを増やしても、半分ほどに応答できない状態が続いている。市民から市に届いた申請書は、4日までで全97万世帯のうち約93・3万世帯分。
郵送は約93万世帯(99・7%)、マイナンバーカードを使ったオンライン申請は2400世帯(0・3%)だった。
郵送が大多数なのは、オンラインでは全国的なシステムの不備や暗証番号入力など手続きの煩雑さもあり、市が「郵送が確実」と呼びかけたため。一方、市が同日までに支給を完了したのは全体の32%、約30万世帯。このため市には支給待ちの市民から問い合わせが相次ぎ、連日約5千件に上っている。
当初は申請書の記入方法の質問が多かったが、6月に入って給付時期に関する問い合わせが急増。
「いつお金が入るか」「給付が遅い」と待ち望む声が多い。
1人の質問に確認や折り返し電話を重ね、3時間を要したケースもあるという。
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Source: お料理速報
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