岩手名物わんこそば、キャンセル続出のお知らせ
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20200410/k10012380931000.html
2020年4月10日 21時06分
新型コロナウイルスの感染拡大の影響で岩手県の名物、わんこそばを提供する老舗のそば店では予約のキャンセルが相次いだことから、今月から、わんこそばの提供を休止しました。
創業明治40年の老舗、盛岡市の「東家」は、名物のわんこそばなどを食べに毎年、多くの観光客などが訪れています。
しかし新型コロナウイルスの感染拡大の影響で予約のキャンセルが相次ぎ、大型連休明けまでのキャンセルは延べ5000人以上に上っているということです。
さらに店では、わんこそばの場合、客と、おわんにそばを入れる給仕の距離が近く、感染防止に不安もあるため、わんこそばの提供を今月から当面、休止することにしました。
わんこそばは、売り上げの半分以上を占めているということで、店では代わりに、かつ丼など持ち帰り用の商品の販売に力を入れ、近隣にチラシを配るなどして売り上げの減少を少しでも抑えようとしています。
「東家」の馬場暁彦社長は「わんこそばは、給仕とお客さんのコミュニケーションがとても大事ですが、双方が怖がりながらだと、満足なサービスの提供は難しいと判断しました。今は耐え忍んで、終息したら商売を100%と強く思っています」と話していました。
Source: メシニュース
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