【朗報】レモン、空前のブームになる
昨今、菓子類、スイーツ、缶チューハイやハイボール缶といったアルコール類など、レモン関連の新商品が続々と登場している。
3月には、サントリーが「サントリー天然水Clearレモン」を、ポッカサッポロフード&ビバレッジが「キレートレモン ダブルレモン」を、キッコーマン飲料が「デルモンテ スパイシージンジャーレモン」を、
4月には伊藤園が「自然派Water 輪切りレモン×水出しミント」を新たに発売。
上記4商品は香料ではなく、レモン果汁・もしくは輪切りレモンを使用するなど、清涼飲料水のジャンルにおいても、よりレモン感を感じられる商品がトレンドになりつつある。
既存商品のリニューアルを含めれば、上記以外にもまだまだレモン飲料のラインナップは控えており、さながら“レモン飲料戦国時代”といった状況だ。
■拡大する「レモン市場」
「果汁別でいうと、オレンジやグレープフルーツの幅が狭まっていて、ここ5年間はアルコール類を含めレモンだけが顕著に伸びています」とは、
「サントリー天然水ブランド2020年戦略説明会」に登壇したサントリー食品インターナショナル ジャパン事業本部・五十嵐享子部長の説明だ。ここ数年、人気の高かったオレンジがほぼ横ばいで推移する中、レモン市場は拡大の一途をたどっているという。
また、「ポッカサッポロフード&ビバレッジ 2020年度レモン事業戦略説明会」においても、同社のレモン事業は前年比108%、売り上げはここ5年伸び続け、「キレートレモン」は2019年度、過去最高出荷量を更新したとアナウンスしたほどだ。
もはやレモンは、揚げ物の横に鎮座する添え物の域を脱しているのである。事実、「財務省貿易統計(輸入)」を調べると、レモン輸入量は2016年は約4万9293トン、2017年は約5万800トン、2018年は約5万2578トンという具合に右肩上がりで増加。
レモンの国内収穫量がおよそ8000トンであることを考えると(出典「特産果樹生産動態等調査」)、8割強を輸入に頼る国内のレモン市場において、間違いなくレモンの需要は増えていることがうかがえる。
一方、あくまで輸入量のみだがオレンジはというと、2016年は約10万1542トン、2017年は約9万593トン、2018年は約8万1593トンと減少傾向にある。
長らく果汁系の清涼飲料水で大きな支持を集めていたオレンジが後退し、その代わりにレモンが躍進。果汁系の清涼飲料水の政権交代が行われている格好だ。
続きはソース
https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20200315-00336228-toyo-bus_all&p=2
Source: おいしいお
【朗報】レモン、空前のブームになる