「若者よ、北海道の農村に来て!」 農家の後継者不足が深刻
大規模化が進み、「日本の食料基地」とされる北海道。農業用機械の開発と導入がその流れを後押ししているが、その陰で農家が減り続け、存続が危ぶまれる地域がある。「農村」の現状を探った。
過去20年で140世帯が消えた
北海道富良野市中心部から南へ約10キロ。三方を山に囲まれた山部地区は、メロンなどの園芸作物の栽培が盛んな市最大の農業地域だ。
再開発が進む市中心部では世帯数が増えているのに対し、山部では、過去20年の間に140世帯以上が消えた。
高齢化や後継者不足による離農が人口減に拍車をかけている。この地で3代にわたりメロンを育ててきた吉田農園の吉田幸男さん(69)も後継者問題に頭を痛める一人だ。
「今は身内が手伝ってくれるが、後継ぎがいない。自分が引退したらどうするか、と思う」
https://www.asahi.com/articles/ASMBH4H2GMBHIIPE017.html
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Source: お料理速報
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