【調査】日本人男性の「寿司・ラーメン離れ」 データで見えてくる意外な実態
調査地域:首都40km圏、阪神30km圏
調査対象:20~69歳の男女3080人(2018年・有効回収数)
調査手法:訪問留置法
調査時期:1992年から偶数年5月に実施(最新調査は2018年5月16日~6月15日)
(前略)
さらに、食分野で注目すべき変化があります。
「生活定点」の「好きな料理ベスト3は何ですか?」という質問で、近年、不動のベスト3をキープしている寿司、焼き肉、ラーメンの三強のうち、寿司とラーメンに異変が見られるのです。
とくに注目したいのは、20年間にわたって、ずっと好きな料理1位の座を守る寿司に起きている、“30代男性の寿司離れ”です。
寿司が「好きな料理ベスト3に入る」と答えた30代男性は、2016年には36.3%でしたが、2018年には過去最低の24.1%へと、わずか2年で実に12.2ポイントも下降していました。
「人にごちそうするなら、寿司が鉄板」と思っている人は、要注意かもしれません。
後輩をねぎらおうと寿司に誘っても、思ったほど喜んでもらえない可能性もあるのです。
金額も、食べるシーンも異なるでしょうが、食の好みだけをみれば、30代男性にとっての寿司とは、カレーライス(好きな料理ベスト3に入る:23.8%)や鶏のから揚げ(同:21.9%)をご馳走するのと、変わらないくらいの地位になってしまっているのですから。
▼気になるラーメン離れの背景
もう1つ、気になる異変が、“20代女性のラーメン離れ”です。
同じく「好きな料理ベスト3」を尋ねる質問に対し、ラーメンと答えた20代女性は、2016年には25.5%でしたが、2018年には13.0%へと、2年で12.5ポイントも急落しています。
体に気を遣った生活を心がけているのかと思いきや、そうした傾向は調査では現れていません。
Source: おいしいお
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