【朗報】吉野家、新サイズ「超特盛」が想定外の大ヒットで赤字脱却
吉野家は3月、看板商品の牛丼で1991年に「特盛」を始めて以来28年ぶりに新しいサイズとなる超特盛と「小盛」を導入した。
肉の量は超特盛が「大盛」の2倍、小盛は「並盛」の4分の3となる。
超特盛は税込み価格で並盛より400円高い780円だが、発売後1カ月で100万食を達成した。
吉野家の広報担当者は「創業120周年の目玉商品として投入したが、ここまでヒットすると思わなかった」と話す。
さらに5月から提供を始めた「ライザップ牛サラダ」(税込み540円)も好調だという。食べ応えを求める若年層を狙った超特盛と、健康志向の中高年層や女性らを狙ったライザップ牛サラダや小盛を投入する「二兎を追う」戦略が奏功した。
超特盛とライザップ牛サラダについては、顧客層の拡大に加え、客単価の向上にも寄与した。これまでの吉野家の課題は「牛丼の並盛しか頼まない客が多い」(いちよし経済研究所の鮫島誠一郎主席研究員)ことにあった。定食やセットメニューをそろえる他の牛丼チェーンに比べ、メニューにバラエティーが乏しかった。
超大盛には現場のオペレーションが変わらないという利点もある。メニューを増やせば新たな顧客を呼び込める可能性はあるが、一方でオペレーションが複雑になる。人手不足による人件費上昇が外食企業の大きな問題になる中で、さらに従業員を増やすのは簡単ではない。
その打開策が、コメの量が大盛や特盛と同じで肉の量が大盛の2倍の超特盛だ。現場の従業員に大きな負担をかけずにメニューの幅を増やすことを実現。客単価もアップした。
続きはソース
https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20190713-65403674-business-bus_all
Source: おいしいお
【朗報】吉野家、新サイズ「超特盛」が想定外の大ヒットで赤字脱却