インスタントラーメンがわずか20円……!?「賞味期限切れ食品専門ショップ」
「賞味期限がすでに切れている食料品」を専門に販売する店がオープンしたという情報を耳にしたのは今年(2019年)春頃のことだった。
大阪市福島区玉川、JR環状線の野田駅の近くにそのお店があると知りつつしばらく足を運べないでいたのだが、用事があって近くに行く機会があり、立ち寄ってみることにした。
軒並み驚異的に安い
最寄りの野田駅から数分歩くとその店が見つかった。
「eco eat(エコイート)」というお店だ。看板には「フードロス削減ショップ」という文字も見える。
店頭に並ぶ商品に目をやると、マレーシアの「ラクサラーメン」という袋入りインスタントラーメンが1袋20円だという。
しかし、写真下の赤で囲った部分に表示されている通り、賞味期限は2019年1月19日。
当取材は2019年5月に行ったものなので、1日2日でも1週間とかでもなく、もうだいぶ過ぎている。
取材当日のみのセール価格ではあったが、「Waiola」というメーカーのココナッツウォーターが1本10円。
マレーシアの「Vits」という袋入りインスタントラーメンの5個入りパックが50円。
と、軒並み驚異的に安い。
缶詰、白飯、お菓子が100円以下
店内に入ってみるとこの調子で激安商品がひしめいている。
賞味期限が昨2018年末で切れている缶詰。
賞味期限がまだ切れてはいないけど、もうすぐ切れてしまうものも(取材時は2019年5月)。
保存食用の白飯が格安になっていたり、
見たことのない「ココナッツチップス」というお菓子が50円で売られていたり、
と、並んでいる品物とその価格を見ているだけでも大変楽しい。
クレーム客がリピーターになっていった
買い物は後ほどするとして、この賞味期限切れ、あるいは賞味期限切れに近い商品を専門に扱うというスタイルのお店がどのようにして生まれたのか、ちょっと興味が湧いてくるではないか。そこで、「eco eat」の代表を務める高津博司さんにお話を聞いてみることにした。
この「eco eat」がオープンしたのは2019年4月のこと。高津さんはもともと海外から様々な商品を輸入販売する商社に勤めていて、その仕事をする上で、賞味期限が迫っていたり、切れてしまっているような、いわゆる“ワケあり商品”が無数に存在することを知った。
食品ロスの問題が日本国内でも注目されつつある中、そういったワケあり商品をただ廃棄するのではなく、必要とする人の元に流通させられないかと高津さんは考えた。
そしてオンラインショップでそういった商品を販売し始めたのが2015年のことだったという。
つづき
https://www.hotpepper.jp/mesitsu/entry/chimidoro/19-00177
食品衛生管理法のサンプリングは行われて居るのだろうか??
違反しても無罪では有るらしいが??
いまは、定価で2000円弱はする。
Source: メシニュース
インスタントラーメンがわずか20円……!?「賞味期限切れ食品専門ショップ」