【画像】新グルメ「オオグソクムシラーメン」、キモすぎる
ジビエと昆虫居酒屋「米とサーカス」と静岡県焼津市の深海漁船「長兼丸」のコラボレーション。
東京都墨田区錦糸町の米とサーカスダービー通り店(株式会社宮下企画)が、4月15日(月)より5月31日(金)まで「オオグソクムシラーメン 1780円」を期間限定で販売する。静岡県焼津市の深海漁船「長兼丸」が駿河湾で水揚げした深海生物「オオグソクムシ」を使用。殻・身・内臓を余すことなく利用して潮の香り広がるラーメンに仕上げました。水族館や、ふるさと納税の返礼品でも人気が広まりつつある「オオグソクムシ」を親しみやすいラーメンとして販売することで、まだ知られていない”美味しさ”を知ってもらいたい。
■オオグソクムシとは?
ワラジムシやフナムシ、ダンゴムシなどと同じ等脚目の生物で体長は10~15cmほど、水深150~600mの深海に生息しています。
雑食性で、水中の有機物なら何でも食べ、魚の死体や弱った小動物やヒトデなどを食べることから「深海の掃除屋」ともよばれています。
網にかかった魚を食い荒らすことがあるので、漁師からは邪魔者扱いされていました。
しかし数年前よりインターネット上からその独特で謎めいた生態系が人気を呼び、今ではグッズ販売やオオグソクムシに特化したイベントに行列ができるほどになっています。
■「オオグソクムシラーメン」へのこだわり
コンセプトは”オオグソクムシを全て味わう”
米とサーカスでは2016年から内臓を抜いた状態で素揚げした「オオグソクムシの丸揚げ」を1980円で提供。
その独特でグロテスクな見た目から「キモ可愛い」「インスタ映えする」とあっという間に人気メニューになりました。
一部の愛好家の間では『エビやカニに似た味で非常に美味』と言われるオオグソクムシですが、食用可能な部分は少量である上、内臓は苦味が強く一般的には食べられていません。
今回のラーメンでは、普段捨てられている内蔵部分も臭みを消しつつ、オオグソクムシ独特の香りを残したグソク味噌を作りました。内臓を取ったあと殻ごと炒め、香味野菜と煮込みます。
ミキサーで粉々にした殻と身をしっかりと絞って作った濃厚なスープは、エビに似た甲殻類の香りを感じられます。海をイメージし海苔やワカメをトッピング、オオグソクムシの殻・身・内臓を丸ごと味わえるラーメンです。
真っ暗な深海にいるオオグソクムシに日のあたる場所に出て来てもらうイメージで制作し、グソク味噌で味を変えて2度楽しんでもらえるような仕掛けです。
エビも無理だわ
Source: メシニュース
【画像】新グルメ「オオグソクムシラーメン」、キモすぎる