「大盛りいか焼そば」が撤退せざるをえない実状とは

1:  2019/03/31(日) 11:47:47.36 ID:xcEK7+0B9
no title

31年続いた定番商品が姿を消す(写真:エースコックのプレスリリースより)

エースコックは3月25日、1988年から続く「スーパーカップ 大盛りいか焼そば 167g」の販売を終了すると発表した。
3月末の生産で打ち切り、30年以上の歴史に幕を閉じる格好だ。1990年代にはあのSMAPをテレビCMのキャラクターに起用し話題となったこともある。
平成の終わりとともに、長らく愛された商品がまた1つ消えていく。

しかしそれにしても、「スーパーカップ 大盛りいか焼そば 167g」を私はカップ焼きそばのド定番と思っていたものだが、生産中止に至るほどだったのだろうか。

そこで、今回はカップ麺の、さらに焼きそばカテゴリーについて、商品ごとの売れ行きを調べてみた。
5000万人規模の消費者購買情報を基にした、True Dataのデータベース、ドルフィンアイを使って、
主要な全国のスーパーマーケットのPOSデータを基に、カップ麺の売れ行きを抽出した。

なお、使用した買い物指数は、100万人がスーパーマーケットに入店したとして、その100万人単位における売り上げを指す。

抽出方法は、まずカップ麺のデータベースから、「やきそば」「焼そば」「焼きそば」の単語が付いている商品を一覧化したものだ。
なおグラム数の違いはあるものの、それを考慮すると統一した表にはなりえないので、その点だけご容赦いただきたい。

まず、100万人がスーパーマーケットに入店したとして、その100万人単位における売り上げや平均単価も調べ、ブランド・商品別にランキングにした。

no title

1位は「日清焼きそばU.F.O 128g」(日清食品)、2位には「マルちゃん ごつ盛り ソース焼きそば 171g」(東洋水産)、3位に「ペヤング ソースやきそば120g」(まるか食品)、4位に「一平ちゃん 夜店の焼そば 135g」(明星食品)が続く。
そして、「スーパーカップ 大盛りいか焼そば 167g」は買い物指数のランキングでは、いまだに10位に顔を出している。だから、焼きそばのなかで定番というのは、あながち間違っていない。

ただ、ここで注意したいのは、上位と下位では、大きくポイントに差がついていることだ。

「スーパーカップ 大盛りいか焼そば 167g」は「日清焼そばU.F.O. 128g」に10倍ほどの差をつけられている。カップ焼きそばは、「日清焼そばU.F.O. 128g」「マルちゃん ごつ盛り ソース焼そば 171g」
「ペヤング ソースやきそば 120g」「一平ちゃん 夜店の焼そば 135g」が“4強”であり、そのほかは、なかなか苦戦を強いられている状況だ。

本記事の担当編集者が3月29日と30日の2日間で、東京都内のスーパーを10軒回ってみたところ、「スーパーカップ 大盛りいか焼そば 167g」を1つも見つけられなかった。
撤退を見据えた生産・出荷調整を進めていたからかもしれないが、確かにどのスーパーも“4強”の商品が目立ち、5位以下は店によって置いているブランドがマチマチだった。
POSデータを持ち合わせていないが、コンビニエンスストアでも「スーパーカップ 大盛りいか焼そば 167g」は見る影もなかった。

強者の強みが価格に反映される
ここで面白いデータを2つお見せしたい。まずは、どちらの商品が季節に乗れているかを示すグラフだ。
基本的に焼きそばは夏の食べ物だとされる。
夏祭りや、あるいは、ビーチ、花火会場などでビールとともに食する経験は多いだろう。
その時期に合致した売れ行きを示しているか見てみよう。比較は、ランキング1位の「日清焼そばU.F.O. 128g」と、今回販売終了する「スーパーカップ 大盛りいか焼そば 167g」だ。

no title

http://news.livedoor.com/article/detail/16243215/
2019年3月31日 5時0分 東洋経済オンライン

引用元: ・【食品】「大盛りいか焼そば」が撤退せざるをえない実状


続きを読む

Source: 2ch飯ちゃんねる
「大盛りいか焼そば」が撤退せざるをえない実状とは

あわせて読みたい