カップヌードルの謎エビの正体が「プーバラン」であることが判明!
https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20190321-00915072-jspa-life
3月19日、Yahoo!検索トピックで「プーバラン」なる、耳慣れない・見慣れないワードがトレンド入りしました。
「君はプーバランっていうのか 知らずに長いこと食べてきたなあ」
「プーバラン、声に出して言いたくなる『プーバラン』」
「プーバラン『えらいやつに見つかってもた。ワイらの仲間が大量消費されてまうやないかい!』」
「フリーズドライしたら、プーバランはあんなに小っちゃくなるの!?すごいな」
これは何かというと、NHK連続テレビ小説『まんぷく』に登場した「まんぷくヌードル」のエビのこと。
ネット上ではこれまで日清カップヌードルの「謎肉」のことがたびたび話題になり、2017年9月にはとうとう日清食品が「謎肉」の成分を公表したことで、SNSは大いに盛り上がりました。
『まんぷく』においては、スクランブルエッグとネギのフリーズドライ化に続いて、「謎肉」も具材として比較的あっさりと誕生。
しかし、具材のラスボスとなったのが、この「謎エビ」でした。
実は、日清カップヌードルに入っているエビは、以前から「謎肉」とともにネット上ではときどき話題になっておりました。
なんといっても、あのサイズ感と綺麗な色味。他に見る機会がない独特のものです。
ドラマはフィクションですので、当然ながら事情が少々異なりますが。
『まんぷく』では、エビを具材とする発案者は神部(瀬戸康史)くん。
「どこの屋台にもエビの入っているラーメンはありません。それにエビがあれば、具が華やかになります」
「それにエビは丸々入ります。エビは頭から尻尾まで丸々具材になる。高級感が出ます」というのが理由でした。
現実には安藤百福さんがエビ60種から選んだ
しかし、実際には日清食品創業者の安藤百福さん自身が「エビは高級感があり、めでたい。日本人はみんな大好きなので、エビが入れば売れる」とエビを具材に決めたのでした。
また、ドラマでは「もう200種類以上のエビを試してるんですが、どれもうまくいかなくて」と神部(瀬戸康史)が言いますが、実際に候補として集められた品種は、中国、台湾、タイ、インド、アフリカなど60種類以上。
それらをフリーズドライ加工し、お湯で戻して試食を繰り返した結果、「決勝」に残ったのが6種のエビ。
さらに、それら6種について、実際にカップに入れて密閉し、約一週間後に開封したときの食感や形態などから選ばれたのが「プーバラン」だったという話でした。
ドラマでは、神部がホテルの最上階の高級レストランに「シュリンプカクテル」というメニューがあると聞きつけ、自腹で食べて、そこに使用されていたエビを入手してきます。それが冒頭の「プーバラン」でした。
ちなみに、このプーバランは最高級品で、昭和47年ごろの原価は1キログラム4500円ほどだったそうです。
いよいよ具材も決まり、完成が見えてきた「まんぷくヌードル」。開発の苦労をドラマで観ることによって、日清カップヌードルがこれまでよりももっとありがたいものに思えてきました。
(´・ω・`)普通に冷凍むきエビで売られてる
Source: メシニュース
カップヌードルの謎エビの正体が「プーバラン」であることが判明!