【肥満大国】「右も左も肥満の乗客、座ってられない」ユナイテッド航空、肥満の乗客に挟まれ苦情を言った女性客を降機させる
・肥満カップルの間に挟まれて座っていた白人女性が「窮屈」と主張したため
・ニュースには、女性の態度を批判する一方で、同情する声も寄せられている
狭い機内のエコノミークラス座席で両脇を肥満の乗客に挟まれたとなると、長時間でなくともフライト中は窮屈な思いをし、不快感やストレスが溜まることだろう。このほどユナイテッド航空便の機内で、肥満カップルの真ん中に座っていたことで「窮屈」と文句を言った女性が、降機させられる出来事が起こっていたことを『New York Post』『Metro』などが伝えている。
1月2日、米ネバダ州ラスベガスからニュージャージー州のニューアークへ向けて飛ぶ予定のユナイテッド航空1583便の機内から、白人女性が降ろされる出来事が起こった。
この白人女性は3列ある並びの中央の座席に座っており、両脇にはプラスサイズの乗客が乗っていた。窓側に座っていたのはニュージャージー州に住む看護師ノーマ・ロジャーズさんで、通路側はノーマさんのパートナーである男性マッキンリー・マック・フリンクさんが座っていた。白人女性は離陸前に誰かと携帯電話で通話しており、その会話の内容が自分たち対する文句であることに気付いたノーマさんは、自身の携帯電話でその様子を録画し始めた。撮影されたその動画では、白人女性がこのように話していた。
「ちょっと、これから4時間のフライトにどうやって耐えたらいいのかわからないんだけど。両脇から押し潰されそうなのよ。信じられない。右も左も肥満の乗客なのよ。座ってられないわ。まぁでも、少なくとも2人に挟まれて暖かさは保てるとは思うけど。」
女性は他の乗客にも聞こえる声で話していたため、近くの座席に座っていた男性客が通話中だった女性の肩を軽く叩いて「他の空いている席を探しましょうか」と尋ねた。すると女性は「ええ、お願いします。ここから私を出して」と返した。男性が席を探しに行ってくれている間も、この白人女性は「こんなの本当に無理」と両脇のノーマさんとマッキンリーさんに聞こえよがしに発言していた。数分後に戻ってきた男性が、結局空いた席を見つけられなかった旨を伝えると、女性は「呼吸が出来ない」「潰されちゃうわ」と口にした。この時、通路側のマッキンリーさんが動画では聞き取れないほどの声で女性に何かを言うと、女性は「私はサラダを食べてますから」と言い返した。
堪忍袋の緒が切れたノーマさんは手をあげてCA(客室乗務員)を呼び、「悪いけど、この最低女を他の席を移動させてくれる? この女にしろ誰にしろ、こんな言葉の暴力にはもう耐えられないから」と伝えると、CAは女性に空いている席があるかどうか探す間、機体後方部で待ってもらえるかと尋ねた。女性は「是非そうしてもらえるかしら」とCAの指示通り席を立ち通路へ出た。すると何列か後ろにいた男性客が、女性に向かって「あんたの態度は酷いよ。恥を知るべきだ。あんたみたいな人がアメリカを悪くするんだ」と発言。不快に感じた女性は、この男性や他の乗客に向かってノーマさんとマッキンリーさんを指さしながら「なら、あんたたちがあの2匹のブタに挟まれて座ってみたら!?」と怒りをぶつけた。その発言を聞いたノーマさんも怒り、女性に汚い罵りの言葉を投げつけた。ノーマさんはCAに「新年早々をこんなネガティブな気持ちで始めたくないわ。フライト管理責任者にあの女を降機させるように伝えて」と頼んだ。その後、この女性は降機を命じられたようだ。
Source: おいしいお
【肥満大国】「右も左も肥満の乗客、座ってられない」ユナイテッド航空、肥満の乗客に挟まれ苦情を言った女性客を降機させる