【なぜ】サーティワンアイスクリーム、一年通して一番売り上げが高い日は元旦だった
■『バラエティパック』+福袋で売上高アップ
同社によると、クリスマスケーキを除くアイスの売り上げでは、GWなどの初夏が高いという。ちなみに2018年は5月5日のこどもの日で、約3億8000万円だった。だが元日は、それ以上に売り上げが高い。2018年1月1日の売上高は、約5憶7200万円を誇った。働き方改革の影響で、駅ビルやスーパー内の店舗は休業傾向にあるが、それでも3年前から同社における元日の売り上げは上昇しているという。
好調要因について、三橋さんは2つあると話す。一つ目は、好きなアイスを6個か12個持ち帰ることができる『バラエティパック(VP)』の売れ行きだ。「『VP』は、お正月のだんらんで食べていただくのにふさわしい商品なのだと思う。通常、『VP』の売り上げ金額構成比は年間を通じて15%前後だが、お正月は1日の約半分を占める。またパッケージも、お正月をイメージしたデザインに替わるので、好評いただいているのかなと」(三橋さん)
二つ目は、福袋の売り上げだ。店舗によって多少値段は異なるが、2000円の福袋の場合、同額分のアイスクリームギフト券に加えてオリジナルグッズも入っており、お得な商品となっている。「福袋を目当てにいらっしゃるお客さまは、『VP』などのアイスも同時に購入されることも多いため、結果的に一人当たりの客単価が高くなるのだと思う」(三橋さん)
とくに元日の売り上げが高いのは、郊外店舗だ。2018年の元日、全国第1位の売り上げを誇ったのは、奈良県のイオンモール橿原(かしはら)店。売上高の内訳は『VP』などのアイスが約83万円、福袋は120万円だった。確かに年末年始は故郷に帰省し、家族や親戚と過ごす人が多いため、同社が販売する色とりどりのアイスや詰め合わせの『VP』は、お正月にピッタリな商品なのかもしれない。
続きはソース
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190101-00000304-oric-life&p=1
Source: おいしいお
【なぜ】サーティワンアイスクリーム、一年通して一番売り上げが高い日は元旦だった