飲料業界、「自販機の缶コーヒーが売れない」と嘆く
今年はさらに人手不足や物流コスト高、自販機の主力商品である缶コーヒー不振なども直撃。定価販売で利益率が高い優良な販売ルートである自販機ビジネスをどう守るか―――。AI(人工知能)搭載の新型機開発や優良立地の争奪戦など各社の動きが加速している。
<缶コーヒー不振が追い討ち>
サントリー食品インターナショナル (2587.T)の?郷三朗社長は、足元の自販機ビジネスについて「トリプルパンチだ」と話す。
トリプルパンチとは、1台あたりの売り上げ(パーマシン)減少、人件費や物流費などのコスト高、そして缶コーヒーの不振だ。
自販機販売比率が83%と高いダイドードリンコ (2590.T)の髙松富也社長も、ドラッグストアの食品取り扱い拡大に対応して、コンビニで缶コーヒーなど飲料の安売りが広がっており、「収益環境はより厳しくなっている」と振り返る。
1―6月期の清涼飲料出荷数量は2%増で過去最高となった。コンビニやスーパーなどのチャネルで販売数量が増加したためだが、自販機は3%減と落ち込んだ。
続きはソース
https://jp.reuters.com/article/vending-machine-idJPKCN1M809D
Source: おいしいお
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