過疎の村で補助金300万円もらって開いた弁当屋が8か月で閉店 最低でも3年の契約

大阪府唯一の村で住民の4割以上が65歳以上の千早赤阪村で、買い物が難しい人のため村から300万円の補助を受けて昨年オープンした弁当店が閉店し、村が補助金の全額返還を求めていることが22日、分かった。閉店の理由は不明。

村の人口は約5300人。村によると、弁当店は開業資金の半額を最大300万円補助する村の小売店舗開業支援制度を初適用し、昨年9月に開店。
村にはコンビニやスーパーがなく、年200日以上かつ3年以上継続して営業することが補助金交付の条件だった。
だが近所の人によると、店を営業していた業者は6月に休店の張り紙をし、7月下旬に店の設備が運び出された。
https://this.kiji.is/404913713542612065?c=44341039600582657

↓以下、昨年9月オープン時の記事です

大阪府内43市町村で唯一コンビニエンスストアのない千早赤阪村で23日、「小売店舗等開業支援事業補助金」制度を活用した第1号店となる弁当店「ふくまる」(同村小吹)がオープンする。
経営者の井上浩さん(56)は「ここで地域の人の役に立ちたい」と意気込んでいる。

開業する場所は住宅地に位置するが、まとまった買い物をするには車で村外に出る必要があったという。
店では唐揚げ弁当や焼き魚弁当、牛すき弁当など豊富なメニューを取りそろえ、将来は宅配での販売も計画している。

村が活性化のために創設した制度をめぐっては、大手コンビニを含めて約15件の相談があったが、店舗開業には至っていなかった。
府内とは思えない自然豊かな環境に魅力を感じた井上さんは「余力のあるうちに起業したい」と一念発起して申請した。
井上さんは「過疎化を食い止めるため、後に続く人が現れてくれれば」と話している。
23日はプレオープンで午前10時開店。営業は月~土曜午前10時~午後6時。日祝日と第4土曜は休みだが、第4土曜でも予約の場合は要相談で対応する。
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https://www.sankei.com/west/news/170922/wst1709220021-n1.html

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Source: お料理速報
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