「すき家」「なか卯」の格安ウナギはヨーロッパウナギ トキ以上の“絶滅危惧IA類”
2018年は7月20日、8月1日と「土用の丑の日」が2回ある。だが近年、日本は歴史的なウナギの不漁なのだという。水産庁によると、今漁期(2017年11月~2018年4月)のニホンウナギの稚魚(シラスウナギ)の国内採捕量は、前年同期より約4割減の8.9トンだ。
しかし街に出れば、1000円を切る格安ウナギがあふれている。これはいったい、なぜなのか?
本誌は、大手チェーンで市販されているウナギ10品目を購入。市販のウナギの蒲焼きをDNA検査し、結果を公表してきた北里大学の吉永龍起准教授(海洋生命科学)にDNA検査してもらった。注目すべきは、「すき家」「なか卯」で販売されていたのが「ヨーロッパウナギ」であることだ。
「ヨーロッパウナギが検出されたのは驚きでした。2009年に、ワシントン条約で輸出規制が開始され、輸入するためには、輸出国の証明書が必要です。自然保護団体のネガティブキャンペーンも増加し、2015年ごろから、日本ではあまり出回らなくなっていましたから」(吉永准教授)
日本も加盟する国際的な自然保護団体・国際自然保護連合の指定によると、ヨーロッパウナギは「絶滅危惧IA類」で、なんとトキより上位のカテゴリーに入る。
http://news.livedoor.com/article/detail/15110245/
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Source: お料理速報
「すき家」「なか卯」の格安ウナギはヨーロッパウナギ トキ以上の“絶滅危惧IA類”