「ガイアの夜明け」が宅配ピザ「ナポリの窯」のワンオペ店舗を紹介 「通常回に見せかけた告発回」という声相次ぐ
「テレビ東京の『ガイアの夜明け』がまたも企業を告発した」とネットで話題になっている。7月17日に放送した「外食王」という特集で、人手不足の外食産業がいかにして生き残り、起死回生の一手を打っていくかを紹介する回だった。
とりわけ注目されたのが、全国210店舗を展開するデリバリーピザチェーン「ナポリの窯」の手法だ。学生のアルバイトが確保できず、51歳の店長一人で受注から調理、配達までこなす徳島中央店を、4~5畳ほどのプレハブ店舗へ転換、ワンオペの持ち帰り専門店にするというものだった。(文:okei)
■最後にアルバイト応募があったのは2年前、対策は「脱・宅配」
店長になって4年目のTさんは、高齢の母親と二人暮らし。この仕事で生活を支えているという。平日も午前11時から注文が次々に入るが、すべて一人でこなしているためどうしても待ち時間が長くなる。注文をとりやめる客が増え、ここ数年は人件費や店の賃料などを引くと赤字が続いていた。
スタッフは常に募集しているが、若者の人口減少や、徳島市で競合となる大手宅配ピザチェーンが展開していることもありほとんど集まらない。デリバリースタッフ募集の時給は平日で「860円以上」、土曜日「890円以上」、日・祝「910円以上」で、22時以降が「1137円以上」だった。最後にきたバイトの応募は2年前だという。
フランチャイズ本部では、解決策として4~5畳ほどの仮説プレハブを使った業界初の「持ち帰り専門店」を地方で展開することを決めた。発案した社長は、「ノウハウの集大成をここに凝縮させていきたい。我々だからできる 『脱・宅配』」と意欲的だ。
この「脱・宅配」の1号店が徳島中央店というわけだ。賃貸物件を退き、隣の小松島市にある商業施設の駐車場に移転した。近くにある大きな建物と比べてあまりにも小さいが、店長は「1歩2歩で全部(調理器具などが)手を伸ばしたら取れるところにあるので、一人ですべて作って営業するにはこちらの方がやりやすいと思います」と話す。
運営コストはこれまでの3分の1。オープン当日は本部からの応援含め4人で回し、目標の倍以上である33万円の売り上げをはじき出した。店舗責任者の幹部社員は、地方のビジネス展開の可能性について前向きに語っていたが、今後はこれを、店長たった一人で切り回して行かなくてはならない。
続きはソース
https://news.careerconnection.jp/?p=56901
ガイアの夜明け ナポリの窯まとめ
・徳島のフランチャイズ店は店長が調理から配達までワンオペ(配達中は店無人)
・本社が打ち出した解決策は「人を増やす」ではなく「持ち帰り専門のプレハブ小屋業態」
・駐車場の一角にプレハブ設置、ピザを焼ける窯は1つだけ
・ワンオペは変わらず
怖すぎる— ピンフスキー (@pinfusky) 2018年7月17日
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今日のガイアの夜明け…というかナポリの窯が見てて心が苦しかった…
受付製造配達をワンオペでやって、本社の人からも作り方が雑と怒られてるし、本社?が出した解決策は根本的な人手不足とは別だし、あの店長さんが体を壊さないかほんとに心配な時間だった……(´;ω;`)— ナオト@ガチャ死 (@hrsyt5_sbr4) 2018年7月17日
Source: おいしいお
「ガイアの夜明け」が宅配ピザ「ナポリの窯」のワンオペ店舗を紹介 「通常回に見せかけた告発回」という声相次ぐ