【スタバ・マックは廃止】プラ製ストローは「日本では廃止されない」 国内トップメーカーが主張する理由 紙製ストローに多くの課題
海外の動きを受け、日本マクドナルドもストローの切り替えを検討するという。スターバックスコーヒージャパンは、20年までにプラ製ストローを廃止する方針をすでに固めている。
こうした動きは今後さらに加速し、プラ製ストローは国内の飲食店からいつか消えてしまうのだろうか。その場合、国内ストローメーカーには大打撃が生じる可能性もあるが、各社は生き残れるのだろうか――。
■プラ製ストローは日本ではなくならない?
国内トップのストローメーカー、シバセ工業(岡山県浅口市)は「今後も国内市場からストローがなくなることはないだろう」(営業部、以下同)と強気の姿勢を見せる。
「プラ製ストローの廃止を始めたのは一部の外資系企業だけ。国内メーカーから『取引をやめたい』などの連絡はほとんど来ていない。今後も多くは来ないだろう」という。
同社にその根拠を聞いたところ、国内でプラ製ストローの廃止が進まない最大の理由は「代替品として期待されている紙製ストローに多くの課題があるため」という。
米Starbucksはプラ製ストローを廃止し、「ストローがいらないカップ」を導入するという
■飲んでいると中身が飛び出る? 紙製ストローの課題とは
同社によると、その課題は(1)コストの高さ、(2)耐久性の低さ、(3)粉の出やすさ――の3点だ。
「紙製ストローは、製造コストがプラ製の4~10倍かかるため、比例して価格も高く、導入企業の原価を圧迫するだろう。強度にも問題があり、20~30分間水分に浸しておくとふやけ、飲んでいる最中に飲料が外に飛び出す危険性もある」と同社は指摘する。
「トイレットペーパーの芯などと同様、原紙を巻いて製造している特性上、紙の粉なども生じやすい。粉が中身に溶け出して品質が悪くなることも考えられる」という。
今後は外資系企業を中心に、いったん紙製ストローに切り替えたものの、問題が生じてプラ製ストローに戻す企業が出てくる可能性もあるとしている。
続きはソース
http://www.itmedia.co.jp/business/articles/1807/12/news127.html
Source: おいしいお
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