山田うどんさん、「ファミリー食堂 山田うどん食堂」に変わる
近年は、外食業界の競争激化で既存店売上の営業力強化に注力してきたが、収益向上へ新規出店が必要と判断し、出店再開を決めた。
山田裕朗社長は、「これまでは経営改善など、自社の足元強化を進めてきた。今後は今までの山田うどんのイメージを踏襲しつつ、よりファミリー層の取り込みも図りたい」と決意を示している。
■デザイン一新
7月以降に新規出店する場所は4カ所で、県内ではふじみ野市、さいたま市見沼区、入間市、県外では神奈川県平塚市。4店ともに交通量の多い国道や、県道沿いの郊外となっている。
「山田うどん」は、うどんなどの麺類以外に定食や、サイドメニューも提供しており、「実質的には食堂」(同社担当者)。今回の新規出店を機に、「店舗形態を明確に訴えるほか、家族連れなど、幅広い顧客層の来店を促進する」との狙いから、屋号や内装のデザインを一新する。
併せて1968年に誕生した、案山子(かかし)柄のロゴマークも一部修正。「笑顔でお迎えしたい」との思いから、「への字」だった口元を「逆への字」に修正し、柔和な表情になっている。食堂の「食」の字には箸、「堂」の字には、おわんを反映した。
屋号、ロゴ共に7月の新店から導入。既存店では順次、改修時に対応する。
Source: おいしいお
山田うどんさん、「ファミリー食堂 山田うどん食堂」に変わる