ラーメンにパフェにポテトフライ、回転寿司のファミレス化が止まらない

 チョコレートケーキ、パフェ、ポテトフライ…。子どもが大喜びする食べ物が、寿司とともにベルトコンベヤーで運ばれてくるのはもはや当たり前。今、回転寿司チェーンのメニューを見ると、「こんなものまで!」と思うぐらい、「寿司店」とはほど遠い料理の写真が目に飛び込んでくる。

 数年前から本格化してきた大手回転寿司チェーンの「ファミレスメニュー」の強化。当初は一時的な動きと見る向きもあったが、さらに競争は激しくなっている。

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 大手回転寿司チェーンがファミレスのようなサイドメニューを競って投入し続けるのはなぜか。大きく分けると、(1)新たな客層を取り込む(2)リピーターを確保する(3)他の回転寿司チェーンとの差別化を図る――の三つの目的があるようだ。

 サイドメニューを充実させることで、普段の外食ではファミレスを中心に利用する客層も取り込むことができる。魚嫌いの子どもを連れているファミリーにもアピールできるはずだ。

 寿司ばかり食べていては飽きてしまうという客も、サイドメニューが充実し、料理の幅が広がるとあれば、次に来店する楽しみが増え、リピーターの増加につながる。客離れを食い止めるのにも一役買いそうだ。

 また、低価格の回転寿司チェーンでは寿司ネタで特色を打ち出すことは、実は難しい。しかし、サイドメニューであればわかりやすい差別化が可能になる。たとえば、はま寿司はサイドメニューの中でも「ラーメン」を特に強く押し出し、「ラーメンも楽しみな回転寿司チェーン」という評判を確立して、差別化に成功しつつある。

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180410-00050084-yomonline-bus_all
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Source: お料理速報
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