絶滅危惧種の回転展望台。姫路の回転レストランがあと4日で閉鎖されるぞ。急げ
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老朽化のために閉鎖が決まっている「手柄山中央公園」(兵庫県姫路市)の「回転展望台」。そこで営業を続けてきた喫茶店「手柄ポート」の閉店(3月25日)まで、残り1週間を切った。
訪れた17日も、閉鎖を惜しむ多くのファンが訪れ、非常用のらせん階段に並んで入店を待っていた。
三田市から訪れた家族連れは、夫婦ともに姫路出身。父親は子どもの頃以来の来店で「今日は童心に返ります」と家族4人そろってプリンパフェやお子様パフェを注文。
小学生の子どもは「(公園内にある)水族館や植物園が上から見えておもしろい!」と喜んでいた。1966(昭和41)年に開催された『姫路大博覧会』のテーマ塔として建てられた回転展望台。会場となった「手柄山中央公園」には、姫路駅と手柄山を結んだ「姫路モノレール」など博覧会を物語る遺構が残されている。
当時たいへん珍しかったモノレールも、現在は車両が公園内に展示。レールが駅ビルを貫通して話題を呼んだ中間駅「大将軍駅」も、老朽化のため2016年に解体された。
博覧会から50年あまり経ち、建物の老朽化は避けられない。回転展望台も姫路市が一度は解体方針を示したが、存続を望む市民の声を受けて取り壊しを撤回。
しかし安全性の面から、喫茶店の営業継続には至らなかった。建物は今後も残るが、なかに入ることはできなくなる。
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Source: お料理速報
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