大酒飲みは「若年性認知症」のリスクが高い!男で3.36倍、女では3.34倍
アルコールの多量飲酒が、このような若年性認知症を発症させやすいという研究がある――。
フランスのトランスレーショナル・ヘルス・エコノミクス・ネットワークのMichael Schwarzinger氏らの研究チームは、多量飲酒は認知症になるリスクがあるとする研究成果を『The Lancet Public Health』2月20日オンライン版に発表した。
研究チームは、2008~2013年にフランス都市部の病院に入院した患者のうち、認知症と診断された110万9343人を対象に解析。
その結果、慢性的な多量飲酒が原因のアルコール使用障害が認知症、特に65歳未満で発症する若年性認知症の重要なリスク因子であることが明らかになった。そして、慢性的な多量飲酒が原因とされるアルコール依存症や、アルコール依存症には至らないが飲酒による身体的・精神的・社会的な問題があるアルコール使用障害があると、アルツハイマー型認知症を含む全ての型の認知症のリスクが、男性で3.36倍、女性では3.34倍高かった。
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Source: お料理速報
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